【疑問】株は勉強しないといけないのか?

疑問

株はなんとなく難しそう

 

高校生くらいの頃、お金持ちの友達が本屋で株の本を読んでいたことがある。

 

「今、株の勉強していてさ。やっぱり難しいよね」

そんなことを言っていたのを今でも覚えている。

 

当時の自分にとって、その言葉はかなり印象的だった。

なぜなら、その友達は周りから見ても頭が良くて、

お金に対する知識もありそうなタイプだったからだ。

 

その時の自分は、「すごいな」と思う反面、

どこか別世界の話を聞いているような感覚だった。

 

株とか投資とか、そういう言葉自体は聞いたことがあった。

 

テレビのニュースでも

日経平均とか円高とか円安とか言っているのを聞いたことはあった。

 

でも正直、何を言っているのか全く分からなかった。

画面には数字やグラフが並んでいて、大人たちはそれを真剣な顔で見ている。

 

自分からすると暗号みたいなものだった。

 

「なんか難しそう」

 

その程度の認識しかなかった。

 

株=頭がいい人だけの世界だと思っていた

 

高校生の頃の自分の中では、株をやっている人にはかなり特殊なイメージがあった。

 

株をやっている人は、

・経済ニュースを毎日見ている

・難しい専門用語を知っている

・数字に強い

・頭がいい

そんなイメージだった。

 

だから自然と、自分とは関係ない世界だと思っていた。

それに投資と聞くと、少し怖い印象もあった。

 

ニュースでは暴落とか損失とか、そういう話をよく見る。

「何百万円失った」

そんな言葉だけが印象に残る。

 

だから投資というより、ギャンブルに近いイメージを持っていた。

安い時に買って、高い時に売る。

 

言葉だけならシンプルだけど、

「じゃあ安い時っていつ?」「高い時っていつ?」となる。

 

そんなの分かる人いるのかと思っていた。

勉強すればわかるんだろうなとも思っていた。

 

結局、自分の中では、

「自分には無理」という結論になっていた。

 

「勉強しないとできない」と思い込んでいた

 

当時の自分は、株にかなり高いハードルを感じていた。

 

頭の中にはこんなイメージがあった。

・本を何冊も読まないとダメ

・経済の知識が必要

・専門家レベルじゃないと難しい

・毎日チャートを見る必要がある

 

だから始める前から諦めていた。

 

今思えば、やったこともないのに勝手に決めつけていた。

 

でも多分、同じように思っている人は結構多い気がする。

 

「興味はあるけど難しそう」

「損しそうだから怖い」

「勉強してからじゃないとダメそう」

 

そう思って、一歩踏み出せない人は少なくないと思う。

自分も完全にその一人だった。

 

実際に始めてみたら印象が変わった

 

でも社会人になって、お金について考える機会が増えた。

税金、年金、生活費、将来のこと。

 

今まで気にしていなかったことが、急に自分事になってきた。

 

そこで改めて投資を調べ始めた。

 

最初はやっぱり難しかった。

知らない単語ばかりだった。

NISA、インデックス投資、ETF、利回り。

最初は何を言っているのか分からなかった。

 

でも少しずつ調べていくと、意外なことに気づいた。

 

「あれ?思っていたよりシンプルかもしれない」

 

一番驚いたのは、「思っていたより作業に近かった」ということだった。

 

もっと難しい分析や高度な判断が必要だと思っていた。

 

でも最初にやることは案外シンプルだった。

・証券口座を作る

・NISAを設定する

・投資先を選ぶ

・積立設定をする

 

もちろん深く勉強しようと思えば、いくらでもできる。

個別株分析、決算書、税金、経済指標。

 

難しい分野はたくさんある。

 

でも最初の一歩を踏み出すだけなら、想像していたほど高い壁ではなかった。

 

「勉強してから始める」は終わらない

 

今思うのは、

「全部理解してから始める」はかなり難しいということ。

 

なぜなら、勉強すればするほど知らないことが増えるから。

 

一つ理解すると、また次の疑問が出てくる。

終わりがない。

 

もちろん最低限の知識は必要だと思う。

何も分からないまま始めるのは危険だと思う。

 

でも完璧を目指しすぎると、いつまでも始められない。

 

実際、自分もやってみたからこそ理解できたことがかなり多かった。

本で読むだけでは分からないことも多い。

 

実際に少額でもやってみると、

「こういうことか」と感じることがある。

 

日本人とお金の距離感

 

もう一つ思うのは、日本ではお金の話に少し距離がある気がする。

 

学校で税金や年金のことを詳しく教わった記憶はほとんどない。

 

投資についても同じだった。

学校ではもちろんないし、家では貯金しなさいと言われたことしかない。

 

でも、今思うと親も金融のことについて

子供の頃、また大人になってからも教わっていないのだと思った。

 

むしろ、

「お金の話をしすぎるのはよくない」

 

そんな空気もあった気がする。

 

だから大人になって急に、

「将来のために資産形成をしましょう」

と言われても、戸惑う人が多いのは当然かもしれない。

 

まとめ

 

株は確かに奥が深い世界だと思う。

やろうと思えば、いくらでも勉強できる。

 

でも少なくとも最初の一歩に関しては、

「勉強しないと絶対に無理」というものではなかった。

 

むしろ大事なのは、

完璧に知識を増やすことではなく、小さく始めてみることだと思う。

 

高校生の頃の自分は、知らないから怖かった。

 

でも実際は、

知らないまま遠ざけていたから余計に怖くなっていたのかもしれない。

 

始めるか、立ち止まるか。

 

その小さな一歩の違いが、数年後には大きな差になるのかもしれない。

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