今から投資を始めるのは遅いのか?
「投資、気になるけど、今からは遅いのでは?」
これは、これから投資を始めようとする人が、ほぼ必ず一度は感じる疑問だと思う。
実際、自分もそうだった。
周りではすでに投資を始めている人もいるし、SNSを見れば何年も前から積み立てている人ばかり。特に2018年とかから始めている人はグラフを見ると、とてつもない右肩上がりになっている。
「もっと早く始めていればよかった」と思う反面、「今から入るのは遅いのでは?」と不安になる。
でも結論から言うと、今からでも全く遅くない。
むしろ大切なのは「いつ始めるか」ではなく、どれだけ長く続けるかだ。
円安160円の今、外国投資は不利なのか?
もう一つ、多くの人が悩むのがここ。
「今って円安だし、海外の投資信託って損なのでは?」
「ドルが高いと、同じ金額でも買える株数が少なくなるのでは?」
たしかにその通りで、例えば1ドル100円の時と、160円の時では、同じ1万円でも買えるドルの量は大きく違う。
つまり、円安の今は“割高に見える”のは事実。
ここだけ見ると、「今はやめておいた方がいいのでは?」と思ってしまう。
でも、ここで一度考えたい。
将来の為替は、予測できるか?
これはプロでも難しい問題。
円高になるのか、さらに円安が進むのか、正確に当て続けることはほぼ不可能と言われている。
だからこそ重要になるのが、タイミングを分けるという考え方だ。
タイミングではなく「期間」で考える
投資で大切なのは、「安い時に一括で買うこと」ではない。
もちろんそれができるのであれば理想だが、それを狙い続けると、結局何もできずに終わる可能性が高い。
そこで有効なのが積立投資。
毎月一定額をコツコツ投資することで、
円高、円安の時も一定数買うことができる。
長期で見ると、自然と価格が平均化されていく。
いわゆるドルコスト平均法と呼ばれる投資方法だ。
さらに、長期で見れば、世界経済は成長を続けてきた。
代表的な指数であるS&P500も、短期的な上下はあっても、長期では右肩上がりの傾向がある。
つまり、短期の為替や株価に振り回されるよりも、長期で市場に居続けることの方が重要ということだ。
短期では元本割れは普通に起きる
ここも最初に理解しておきたいポイント。
投資=増えるもの、と思われがちだが、現実はそんなに単純ではない。
数ヶ月〜数年単位で見れば、元本割れすることは普通にある。
むしろ、一度もマイナスにならない投資の方が珍しい。
例えば過去には、リーマンショックやコロナショックといった大きな暴落があった。
この時、多くの人が「もうダメだ」と感じたはずだ。
でも実際には、その後市場は回復し、さらに成長している。
つまり、短期の下落は異常ではなく普通の出来事であるということ。
ここを理解していないと、少し下がっただけで不安になり、売ってしまう。
そして、その後の回復の波に乗れない。
「今は遅い」と思っている時間が一番もったいない。
投資を始めるか迷っている間にも、時間はどんどん過ぎていく。
そして投資において、この時間は最も重要な武器になる。
仮に今がベストなタイミングでなかったとしても、長期で続けることで、その影響はどんどん薄れていく。
逆に、始めるのを1年、2年と先延ばしにすることで、その分の複利の時間を失ってしまう。
これは取り戻せない。
まとめ
・今から投資を始めるのは遅くない。
・円安であっても、将来の為替は誰にも分からない。
・大切なのはタイミングではなく期間。
・短期の元本割れは普通に起きる。
・迷っている時間こそが一番の損失。
最後に
投資は、完璧なタイミングで始めるものではない。
不完全なままでも、始めて続けることに意味がある。
もし今、「遅いかもしれない」と思っているなら、それはむしろ、始めるべきタイミングなのかもしれない。


