【疑問】日本人の平均年収は低いのか?

疑問

日本人の給料は低い

 

社会人になってから、よく耳にする言葉がある。

 

「日本人の給料って低いよね」

 

SNSでもニュースでも、そんな話題を見かけることが増えた。

 

「海外はもっと稼げるらしい」

「日本だけ給料が上がっていない」

「将来大丈夫なのかな」

 

そんな言葉を見ると、少し不安になることもあると思う。

 

実際、僕自身も年金や税金、お金の勉強をしていく中で、

「日本人の年収って本当に低いのかな?」と疑問に思ったことがある。

 

ただ、「低い」という言葉だけを聞くと、

なんとなく悪いイメージだけが先行してしまう。

 

今回は、「そもそも日本人の年収は低いのか?」について、

自分なりに調べながら考えてみた。

 

平均年収だけ見ると意外と高く見える

 

日本人の平均年収を調べると、

おおよそ400〜500万円前後という数字が出てくることが多い。

 

実際国税庁の統計(民間給与実態統計調査)のデータによると、

日本人全体の平均年収は約478万円

 

「思ったより高い」

最初はそう思った。

 

でも、ここに少し落とし穴がある。

それは「平均」と「中央値」の違い。

 

例えば5人のグループがいたとして、

・300万円

・350万円

・400万円

・450万円

・2000万円

この5人の平均を出すと700万円になる。

 

でも実際に700万円もらっている人はいない。

1人だけすごく高い人がいることで、数字が引き上げられているだけだ。

 

だから平均だけを見ると、

「みんな結構もらってるんだな」と勘違いしてしまうことがある。

 

一方で中央値というのは、真ん中の人の数字。

実際の生活感覚に近いのは、平均より中央値の方だと言われることも多い。

 

先ほどの

実際国税庁の統計(民間給与実態統計調査)のデータによると、

日本人全体の中央値は約407万円にまで下がる。

 

平均年収だけで判断すると、現実とのズレが生まれることがある。

 

海外と比較すると日本はどうなのか

 

日本の給料が低いと言われる理由の一つは、海外との比較だと思う。

 

特にアメリカの年収を見ると驚くことがある。

 

「年収1000万円」

「年収1500万円」

 

こういう数字を聞くと、「日本ってかなり低いんじゃないか」と感じる。

 

でもここも、数字だけで比較すると少し危険だと思う。

 

なぜなら、年収だけではなく物価も違うから。

 

例えばアメリカでは、

・家賃が数十万円

・外食が数千円〜1万円以上

・医療費がかなり高い場合もある

 

収入は高くても、その分出ていくお金も大きい。

年収1000万円だからといって、

日本の年収1000万円と同じ感覚で生活できるわけではない。

 

逆に日本は、海外と比べると医療制度や保険制度が比較的充実している。

普段はあまり意識することはないが、

こういう部分も生活のしやすさに関係していると思う。

 

でも「給料が上がらない」は事実かもしれない

技術投資を怠ってきた

 

日本は30年もの間他国に比べて圧倒的に給料が伸びていない。

その原因というのが労働生産性にある。

 

給料とは、労働によって作られた付加価値が労働者に分配され支払われるもの。

労働生産性と労働の分配率で決まるということ。

 

日本の労働分配率は先進国とほぼ同じ水準であるため、

労働の生産性が他国よりも劣っているのかもしれない。

 

労働生産性を上げる方法は、イノベーションを起こすこと。

つまり、設備投資、研究開発、人材投資を行うことである。

 

日本は、給料が上がらない30年間、

技術に対する投資が他国に比べて少なかったことがあげられる。

 

物価も税金も上がる

 

多くの人が感じているのは、

「頑張っているのに増えていない」

という部分なのかもしれない。

 

昔と比べて、

・食費が上がる

・電気代が上がる

・ガソリン代が上がる

・税金が上がる

 

生活に必要なお金は少しずつ増えている。

インフレになり、通貨の価値が下がっている。

 

もし毎年2%物価が上がるのに、

給料が変わらなければ、実質的には使えるお金が減っていることになる。

 

また、無慈悲に税金は上がっていく。

 

数字上は同じ年収でも、生活は少しずつ苦しくなる。

 

給料が大きく上がった実感がある人は、

それほど多くない原因なのかもしれない。

 

お金を守るだけでは限界があると思った

 

以前、お金について調べていたときに、年金や税金、節約方法などもたくさん見た。

 

最初は、

「固定費を下げよう」

「節約しよう」

「損しないようにしよう」

そう考えていた。

 

もちろん、これはすごく大切。

でも途中から思ったことがある。

 

守るだけでは限界がある。

 

スマホ代を3000円下げても、保険を見直して5000円浮いても、それには限界がある。

 

一方で、収入が増えれば話は変わる。

 

月1万円収入が増えるだけでも、年間では12万円。

月3万円なら年間36万円。

積み重なるとかなり大きい。

 

だから最近は、

「守る力」だけではなく、「増やす力」も必要なんじゃないかと思うようになった。

 

これからは自分で動く時代かもしれない

 

昔は一つの会社で長く働いて、

給料が少しずつ上がっていく流れが一般的だったのかもしれない。

 

でも今は少しずつ変わってきている気がする。

 

副業を始める人。

投資を始める人。

ブログを書く人。

新しいスキルを勉強する人。

 

方法は人それぞれだけど、

「会社の給料だけ」以外の選択肢を作る人も増えている。

 

複数の収入減を持つことが非常に重要であるということ。

 

まとめ

 

結局、

「日本人の年収は低いのか?」という疑問に対しては、簡単に答えられないと思った。

 

平均だけ見ればそこまで低く見えない。

海外と比べると差がある部分もある。

 

でも、物価や生活環境も違う。

ただ一つ感じたのは、

「給料が増えにくい」と感じている人は多いのかもしれないということ。

 

だからこそ、お金を守る知識だけではなく、増やす知識も大切になる。

 

会社の給料だけに頼るのではなく、自分自身でできることを少しずつ増やしていく。

 

それがこれからの時代では、意外と大事なのかもしれない。

 

少なくとも僕は、そのための一歩としてブログや投資を続けていこうと思う。

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