現場にいて見える課題
医療職として働く中で、最近こんなことを感じるようになった。
「この業務、もっと効率化できるのに」
「毎日同じ入力作業が多いな」
「効率化されれば、もっと患者さんに時間を使えるのに」
現場で働いていると、ふとそんなことを思う瞬間がある。
もちろん今の仕事に不満があるわけではない。
患者さんと関わることは好きだし、現場でしか得られない経験もたくさんある。
でも、その一方で「もっと良い仕組みは作れないのか」と思うことが増えてきた。
そんな違和感が少しずつ積み重なって、医療×ITという道を意識するようになった。
人生を変えるための2年間
ただ、いきなり転職するのは現実的ではないと思っている。
知識も経験も足りない状態で飛び込むのは不安も大きい。
だからこそ、まずは2年間を準備期間にすることにした。
転職という言葉を聞くと、大きな壁に感じる。
「本当にうまくいくのか」
「失敗したらどうしよう」
僕自身、今でもそう思っている。
正直、まだうまくいっているわけではない。
むしろ今はスタート地点に立っただけかもしれない。
でも、もしうまくいかなかったとしても、また現場に戻って働けばいい。
そう考えるようになってから、少し気持ちが楽になった。
何もしないまま数年後、死ぬ前に後悔するより、
自分で決めた道に挑戦してみたい。
ここから先は、僕自身が考える「医療×ITへのロードマップ」。
2年間はスキルと経験を積む「準備期間」
この2年間はスキルと経験を積む期間にする。
いきなり環境を変えるのではなく、少しずつ土台を作っていく。
自分の商品価値を高めていく。
焦って結果を求めるよりも、長く続けられることを優先したい。
今の時代は、何かを始めようと思えば情報はすぐ見つかる。
ただ、知識を集めるだけではあまり意味がないと思っている。
大切なのは、少しでもいいから行動すること。
たとえば1日10分勉強する。
タイピング練習をする。
気になった企業を調べてみる。
小さな積み重ねが、後から大きな差になると思っている。
1年目前半:基礎を固める期間
最初の1年は、とにかく基礎を固める。
やることは派手ではない。
むしろ地味なことばかりだと思う。
・ITの基礎知識を学ぶ
・Excelを使えるようになる
・Wordの基本操作を身につける
・タイピングスキルを上げる
・医療×IT業界について知る
最初からプログラミングを完璧に覚える必要はないと思っている。
まずは「なんとなく分かる」状態を作る。
例えば、今まで聞いたことはあっても意味が分からなかった言葉。
「クラウド」
「データベース」
「システム導入」
こういった言葉を聞いた時に、ざっくりでも理解できる状態を目指したい。
また、日々の医療業務の中で
「ここ無駄だな」と感じるポイントを意識することも大切だと思う。
毎日同じ書類を書いている。
入力が何回も必要になる。
確認作業が多い。
現場にいるからこそ見える問題がある。
この視点は後で大きな武器になると思っている。
1年目後半:少しずつ差をつける
基礎ができてきたら、次のステップに進む。
・SQLを触ってみる
・業務改善の視点を言語化する
・ブログでの発信を継続する
特にブログは大きいと思っている。
最初は「書く意味あるのかな、今の時代にブログか」と思っていた。
でも、実際に書いてみると、自分が何を考えているのか整理される。
頭の中だけで考えていると、意外と曖昧なことが多い。
文章にすると、「自分はこう思っていたんだ」と気付くこともある。
さらに、後から見返すと、自分がどんなことを考えていたのかも分かる。
今は1日数件しか見られなくても、
少しずつ積み重ねていけば資産になると思っている。
この段階では、
「医療現場が分かる」
「ITも少し分かる」
そんな状態を目指していく。
2年目前半:転職を現実的に考える
2年目に入ったら、転職を現実的に考え始める。
・職務経歴書を作る
・求人をチェックする
・どんな企業があるか調べる
・必要なスキルを整理する
ここで大事なのは、「とりあえず転職する」状態にならないこと。
転職そのものが目的ではなく、自分がやりたいことに近づくための手段だから。
医療×ITといっても、仕事内容はかなり幅がある。
例えば、
・医療ITコンサル
・カスタマーサクセス
・電子カルテ関連
・医療システム営業
・医療データ分析
方向性が違えば、必要なスキルも変わってくる。
だから、「自分は何をしたいのか」を少しずつ明確にしていきたい。
2年目後半:実際に動く
準備が整ってきたら、実際に動く。
・応募する
・面接を受ける
・企業を比較する
ここで焦る必要はないと思っている。
条件だけを見るのではなく、自分が長く続けられる環境なのかも大切。
給料だけを見て決めると、結局また悩むことになるかもしれない。
自分に合う環境かどうか。
働く人はどんな雰囲気か。
何を大切にしている会社なのか。
そういう部分も見ていきたい。
なぜ医療×ITなのか
なぜこの道を選ぶのか。
それは、現場で感じた違和感を解決したいから。
ただ働くだけではなく、仕組みを変える側に回りたい。
今までは与えられた仕組みの中で働くことが当たり前だった。
でも、もし少しでも現場を良くできるなら。
もっと患者さんと向き合う時間を作れるなら。
そのために挑戦してみたいと思った。
2年後に医療×ITへ転職するために考えていること。
・1年目は基礎固め
・1年目後半で差をつける
・2年目で転職準備
・最後に行動する
焦って大きく変える必要はない。
小さくても続けることが大切だと思っている。
新しい環境に飛び込む不安
まだスタートしたばかりで、正直不安もある。
今後どうなるかは分からない。
途中で方向が変わるかもしれないし、思ったように進まないこともあると思う。
でも、何もしないよりは、一歩踏み出してみたいと思った。
この2年間でどこまでいけるかは分からない。
それでも、自分で決めた道を進んでいきたい。
もし同じように転職に悩んでいる人がいたら、一緒に少しずつ進んでいけたら嬉しい。


