【体験】#8 1200万円を市場に入れた日|正直な気持ち

ストーリー

1200万を市場へ

 

ついに、1200万円を市場に入れた。

 

画面に表示された数字を見た瞬間、

自分でも少し現実感がなかった。

 

今までの人生で当然ここまで大きなお金を一気に動かしたことはなかったし、

「本当にこれでいいのか」と最後まで迷っていた。

 

本当にこのタイミングでいいのか。

もっといい選択肢があるんじゃないか。

もう少し待った方が安全なんじゃないか。

何度も考えて、何度も立ち止まりそうになった。

 

それでも最後は、「やらない後悔の方が大きい」と思って、ボタンを押した。

 

完璧なタイミングなんて、たぶん一生来ない。

 

そう思ったから、自分なりに考えて、

納得した形で一歩踏み出すことにした。

 

この選択が正しいかどうかは、今はまだ分からない。

 

数か月後、数年後に「よかった」と思うのか、

「もっと違うやり方があった」と思うのか、

それは未来にならないとわからない。

 

それでも、自分で考えて決めたこの一歩には意味があると思っている。

 

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1200万についてはこちら。

【体験】#1 祖父の1200万
社会人2年目の23歳。祖父が残した1200万円をきっかけに、投資やNISAについて学び始めた。投資が怖かった僕の葛藤、価値観の変化についてまとめている。

 

投資を始める前に感じていた不安

 

実際に始める前、不安がなかったわけじゃない。

むしろ、不安の方が大きかった。

 

SNSを見れば、

「今は危険」「暴落が来る」「円安が限界」みたいな情報が次々と流れてくる。

むしろそんな情報しか目に入らない。

 

YouTubeを見ても、

強気な人と悲観的な人の意見が真逆だったりする。

 

結局何を信じればいいのかわからなくなっていた。

 

調べれば調べるほど動けなくなっていた気がする。

 

その中で気になっていたことは、

「為替コスト」と「世界情勢の悪化」だ。

 

為替コスト

 

例えば、為替の問題。

今は円安の状態で、ドルに換えるタイミングとしては不利なんじゃないかとも思った。

 

将来、

「もっと円高の時に始めていれば、同じ金額でもっと多く買えたのに」

「もっと円高の時に始めていれば、より多く資産を増やせたのではないか」

と考えるのではないか。

 

実際、少し前の為替と比べると、かなり差がある。

 

1200万円という大きな金額だからこそ、

数円違うだけでもかなり影響は大きい。

 

だから、

「今は待った方がいいんじゃないか」という気持ちはずっとあった。

 

でも冷静に考えると為替の未来なんて誰にも分らない。

ひと昔は1ドル=130円で円安といわれていたのに

今では1ドル=160円にまで円安が進んでいる。

 

為替のコストについて一つ腑に落ちた話がある。

為替はシーソー、インデックスなどの株価はロケットに例えていた。

 

為替はシーソーのように円高になれば、今度は円安へ動くこともある。

逆に円安が続けば、いつかは反対方向へ揺り戻す可能性もある。

上がったり下がったりを繰り返しながら、常に揺れている。

 

だから、「完璧な為替タイミング」を狙い続けるのは、本当に難しい。

 

一方で、株価はシーソーというより、長期で見ればロケットに近いと思っている。

もちろん途中では大きく落ちることもある。

暴落もあるし、不景気で停滞する時期もある。

 

でも、世界経済が成長していく限り、長い時間をかけて少しずつ上を目指していく。

短期では乱高下しても、長期では上方向へ進もうとする力がある。

 

だから自分は、

「シーソーの揺れ」を待ち続けるより「ロケットに早く乗ること」

 

そして、そのロケットから

「振り落とされないこと」の方が大事なんじゃないかと思った。

 

為替の数円を気にして動けなくなるより、まず市場にいること。

 

それが長期投資では大切なんじゃないかと、今は感じている。

 

世界情勢の悪化

 

さらに、世界情勢の影響も気になった。

 

ニュースを見るたびに、

不安になるような話ばかりだった。

 

アメリカの軍事的な動きや、それに伴う株価の下落リスク。

金利。原油価格の上昇。

 

もし投資した直後に大きく下がったらどうしよう。

そう考えると、なかなか踏み出せなかった。

 

でも結局、そういう不安はこれからもなくならないと思った。

 

相場が落ち着いても、次は景気の後退が気になり始める。

景気が良くなれば、今度は高値掴みではないかと思い始める。

 

そうやって考え続けていたら、いつまでも始められない。

結局、人は理由を探せば探すほど、

いくらでもやめることができるし立ち止まれる。

 

もちろん適当には始めるつもりはない。

自分なりに調べて、考えて、納得できる形で始めたい。

 

そのうえで最後は、「未来はわからないからこそ、自分で決めるしかない」と思った。

 

実際に入金した瞬間

 

実際に入金した瞬間は今でも覚えている。

 

 

 

画面上ではただの数字に見えるけど、

この金額を一気に動かすのはやっぱり簡単じゃなかった。

 

とはいっても、

最初はNISA積立設定と成長投資枠をとりえず埋めた。

今後、特定口座の買付も行っていこうと思っている。

1200万すべてをいきなり株価100%に入れたわけではない。

 

ボタンを押す直前、少しだけ手が止まった。

 

「これでいいのか」

「もし下がったらどうする」

 

そんな考えが頭をよぎった。

でも同時に、「ここでやらなければ何も変わらない」とも思った。

 

押した瞬間、少しの不安と、それ以上の覚悟が残った。

あの一瞬は、これからも忘れないと思う。

 

ここまで来ると、不思議と少し落ち着いていた。

 

あれだけ迷っていたのに、

一度動き出すと、気持ちは前を向いていた。

 

投資は「始めるまで」が一番ハードルが高いとよく言われるけど、

本当にその通りだと感じた。

 

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やってみて感じた変化

 

投資って、始めた後よりも、始める前の方が

圧倒的にエネルギーを使うと思う。

 

実際、自分もずっと悩んでいた。

 

証券口座を作ってからもしばらく動けなかったし、

情報ばかり集めていた時期も長かった。

 

でも実際に始めてみると、

「思っていたより怖くない」と感じた。

 

もちろん不安はある。

相場はこれからどう動くか分からないし、

含み損になる可能性だって普通にある。

 

相場はどう動くのかわからない。

暴落だって数十年周期で来るとも言われている。

 

でも、それ以上に大きかったのは、

「やっとスタートラインに立てた」という感覚だった。

 

今まではずっと考えているだけだった。

調べて、悩んで、比較して、また悩んで。

 

でも今は違う。

実際にお金を動かして、自分の意思で前に進んでいる。

 

この違いは思っていた以上に大きかった。

投資をしている人と、これからやろうとしている人では、

見えている景色がまったく違う。

 

ニュースの見方も変わった。

為替や金利の動きも以前よりも気にするようになった。

企業の決算や世界経済にも自然と目が向くようになった。

 

でも一番変わったのは、

「自分のお金について真剣に考えるようになったこと」かもしれない。

 

投資を始めたことで、

単にお金を増やしたいというより、

「これからの人生をどう作っていくか」

を考えるようになった気がする。

 

それでも不安はなくなったわけではない。

 

むしろ、これから相場が動く中で、

不安になる場面は何度も来ると思う。

 

値動きを見て焦ることもあると思うし、

やっぱりやめた方がよかったのではと思う日も来るかもしれない。

 

でも、それも含めて投資なんだと思う。

 

大事なのは、感情に振り回されるのではなく、

最初に決めた自分のルールを守れるかどうか。

 

今回決めた方針と、自分の判断を信じて、

これからも続けていきたい。

 

最後に

 

もし今、投資を始めるか迷っているなら、

完璧なタイミングを待つ必要はないと思う。

 

僕もまだ途中だし、正解かどうかも分からない。

 

それでも、一歩踏み出したことで見える景色は確実に変わった。

 

小さくてもいい。

不安があってもいい。

まずは一歩踏み出すこと。

 

それが、これからの自分を変えていくと思っている。

 

だから僕は、投資を始めた。

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